当ブログでは、DOTween を使っていくので、インストールしましょう。
DOTween というのは、Unity のオブジェクトに動きをつけるライブラリです。
DOTweenとは
DOTween は動きの補間ライブラリです。
「ある地点からある地点へ5秒で移動しろ」とかと指定します。
DOMove という関数を呼びます。
DOTweenなしのプログラムで書くと、
ゴールからスタートの座標を引き算して、平方根して距離を算出。
距離を5秒で割って速度を算出。
速度を変数に入れる。
Updateのたびに Transform を取得して、速度を Transform に足し込んで、再代入・・・
と書きますよね。
ただ、上記は等速度運動の話で、
スタートとゴールが決まっていて5秒で移動するといっても、
間の動きの書き方は無数にあります。
最初はじわっと加速して、止まるときはちょっとずつゆっくりになってスッと止めたい。
これを書くとなるとちょっと大変です。
間の動きは、3次関数のグラフのような速度で動かすなど定番の補間パターンがあります。
そんな、動きを簡単に付けることができるのが DOTween です。
DOTweenの入手
DOTween は UnityAssetStore から入手できます。
Free版とPRO版があるので好きな方を入手してください。
DoTweenのFree版とPRO版との違い
PRO版だと、インスペクターから動きをグラフィカルに選択できる便利な Visual Editor という機能が付いています。
Free版には上の動画のようなインスペクターによる編集機能は付きません。
また、Pro 版にはいくつかの点を順番に移動していく動きをグラフィカルに編集できる機能(Path Visual Editor)もあります。
Free版にはそういう機能はありません。
DOTween Pro は、Unity でゲームを作っていると、いつか買うことになるライブラリの1つだと思います。
↓
どっちを導入するか悩むくらいなら、悩んでいる時間がもったいないです。
とりあえず直感で決めてしまいましょう!
手に入れた Asset は文字通り資産になりますので。
DOTweenの導入
さて、DOTween の導入方法について解説します。
AssetStoreから入手した後、メニューから
Window > Package Manager からウィンドウを開きます
そして、DOTween を選択し、右下から初回 Download と import を押してプロジェクトへ追加します。
import が終わると、DOTween のパネルが開いてくるので、Setup をクリックします。
そこで、Add/Remove Modules のところで、全部チェックを入れて(これは後で変更できるので)Apply を押します。
Applyが押せるまで少し時間がかかることがありますが、その場合は待ってください。
これで準備完了です。
次回から実際に使っていきます。